Vim Windows GUI Version Install Memo

対象バージョン: 8.2

Windows GUI版Vim (gvim)を手動でインストールするときのメモ。

用意するファイル

配布ページ: https://www.vim.org/download.php#pc

vim82rt.zip
ランタイムファイル
gvim82ole.zip
実行ファイル

gvim82.zipはIMEサポートが無いため、gvim82ole.zipを使う。

インストール

インストールディレクトリはC:\vimとする。

ランタイムファイル・実行ファイル

  1. vim82rt.zipを、アーカイブ内のディレクトリ構造を保ったまま C:\に展開(C:\vim\vim82以下にファイルが置かれる)
  2. gvim82ole.zip内の全てのファイルを、アーカイブ内のディレクトリ構造を無視してファイルのみC:\vimにコピー

gvim82ole.zipは、実行ファイルをC:\vim\vim82に置くことを想定したディレクトリ構造になっているが、ランタイムファイルと混ざらないように C:\vimにコピーする。

iconvライブラリ

euc-jpやiso-2022-jpなど、Vimがデフォルトで対応していないエンコーディングを使いたい場合に必要。

C:\vim\vim82\gettext32\libiconv-2.dllをC:\vim (実行ファイルと同じディレクトリ)にコピーする。

intlライブラリ

UIを日本語化したい場合に必要。iconvライブラリもインストールされている必要がある。

C:\vim\vim82\gettext32\libintl-8.dllとC:\vim\vim82\gettext32\libgcc_s_sjlj-1.dllをC:\vim (実行ファイルと同じディレクトリ)にコピーする。

インストール完了後のディレクトリ構成

C:\vim\
    vim82\
        ...
    gvim.exe
    ...
    libiconv-2.dll
    libintl-8.dll
    libgcc_s_sjlj-1.dll
    ...