NkVp README

NkVpはWindows 2000/XP/Vista/7/8/10/11用のメディアプレイヤーです。

インストール

nkvp.exeを適当なディレクトリにコピーしてください。

アンインストール

nkvp.exe, positionを削除してください。レジストリには一切書き込みません。

使い方

ウィンドウにファイルをドロップすると再生します。
再生中にウィンドウ上で左クリックすると一時停止します。一時停止中に左クリックすると一時停止を解除します。
ウィンドウ上で右クリックするとメニューを表示します。
マウスホイールでシークします。
複数ファイルをドロップするとプレイリストに登録します。

その他の機能やショートカットキーは右クリックで表示されるメニューを参照してください。

Show Format Informationでウィンドウの右下に表示される文字列は、左から「音声コーデック・音声サンプリング周波数・音声ビットレート・音声チャンネル数・映像コーデック(FourCC)」です。

Seek on Keyframeはキーフレーム情報を取得できる場合のみ選択できます。

URLから読み込む場合はコマンドラインで指定してください。URLとして認識するプロトコルは、http, https, mms, rtmp, rtspです。

コマンドラインオプション

-e	再生終了時に自動的にNkVpを終了します
-f	全画面で表示します

ファイル

ファイルは以下の場所から探します。

環境変数 NKTOOLSPROF が設定されていない場合	nkvp.exeと同じディレクトリ
環境変数 NKTOOLSPROF が設定されている場合	%NKTOOLSPROF%\nkvp

config

初期設定。

fitmovie on|off: Fit Movie (表示サイズをウィンドウに合わせる) (デフォルト: off)
renderer default|vmr9|evr: 優先して使用するレンダラ(デフォルト: evr)。defaultはシステムのデフォルトのレンダラを使います。vmr9はVMR9 (Video Mixing Renderer 9)を使います。VMR9が使えない場合はシステムのデフォルトのレンダラを使います。 evrはEVR (Enhanced Video Renderer)を使います。EVRが使えない場合はVMR9、VMR9 も使えない場合はシステムのデフォルトのレンダラを使います。
saveposition on|off: 終了時のウィンドウ位置の保存 (デフォルト: on)
seekonkeyframe on|off: Seek on Keyframe (キーフレームにシークする) (デフォルト: off)
usewmasfreader on|off: WM ASF Readerの使用 (デフォルト: on) (*1)
w 数字: 起動時のウィンドウ幅 (デフォルト: 640) (*2)
h 数字: 起動時のウィンドウ高さ (デフォルト: 480) (*2)
x 数字: 起動時のウィンドウの左上隅のx座標
y 数字: 起動時のウィンドウの左上隅のy座標

(*1): ローカルファイルの場合のみ有効
(*2): fitmovieがonまたはファイルを指定せずに起動した場合のみ有効

keymap

キーカスタマイズ設定。設定方法はkeymap-defaultを参照してください。

position

ウィンドウの位置、サイズ、Stay On Topの状態。終了時に自動的に作成します。configでsavepositionをoffに設定している場合は作成しません。

対応フォーマット

再生可能なフォーマットはDirectShowに依存しています。

File Informationの情報は、Format(コンテナ)は独自に解析、その他はDirectShow フィルタから取得したメディアタイプを元にしています。

Formatで対応しているコンテナ

ASF
FLAC
FLV
MP4
MPEG Audio
MPEG Audio with ID3v2
MPEG-1 Elementary Stream
MPEG-1 System Stream
MPEG-2 Elementary Stream
MPEG-2 Program Stream
MPEG-2 Transport Stream
Matroska
Ogg
RIFF
WebM

制限事項

画面キャプチャの保存にはたぶんDirectX8以降が必要です
使用しているDirectShowフィルタによっては画面キャプチャができない場合があります
VMR9使用時、File InformationのAspect Ratioが正しく表示されない場合があります

問題の報告

bug-XXXX@nk2.org (XXXXはnkvpに置き換えてください)に送ってください。

著作権表示

本ソフトウェアは「現状のまま」で、明示であるか暗黙であるかを問わず、何らの保証もなく提供されます。本ソフトウェアの使用によって生じるいかなる損害についても、作者は一切の責任を負わないものとします。

以下の制限に従う限り、商用アプリケーションを含めて、本ソフトウェアを任意の目的に使用し、自由に改変して再頒布することをすべての人に許可します。

本ソフトウェアの出自について虚偽の表示をしてはなりません。あなたがオリジナルのソフトウェアを作成したと主張してはなりません。あなたが本ソフトウェアを製品内で使用する場合、製品の文書に謝辞を入れていただければ幸いですが、必須ではありません。
ソースを変更した場合は、そのことを明示しなければなりません。オリジナルのソフトウェアであるという虚偽の表示をしてはなりません。
ソースの頒布物から、この表示を削除したり、表示の内容を変更したりしてはなりません。

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