NkHotKey README

NkHotKeyはWindows用のホットキーユーティリティです。

インストール

nkhotkey.exeを適当なディレクトリにコピーしてください。

アンインストール

nkhotkey.exeを削除してください。レジストリには一切書き込みません。

使い方

keymapファイルを作成し、nkhotkey.exeを実行してください。タスクトレイのアイコンをクリックするとメニューが表示されます。

ファイル

ファイルは以下の場所に置いてください。

環境変数 NKTOOLSPROF が設定されていない場合nkhotkey.exeと同じディレクトリ
環境変数 NKTOOLSPROF が設定されている場合%NKTOOLSPROF%\nkhotkey

keymap

キーカスタマイズ設定。$環境変数名で環境変数を参照できます。また、以下の変数が定義されています。

$_foregroundwindowフォアグラウンドウィンドウのハンドルの値
$_workareawidthワークエリアの幅
$_workareaheightワークエリアの高さ

ワークエリアとは、プライマリディスプレイの画面全体からタスクバーを除いた部分です。

設定例はkeymap-defaultを参照してください。

コマンド

exec [-d directory] filename [arg ...]

filenameを実行

filenameに実行ファイル以外を指定すると、そのファイルをOSの設定に従って開きます。-dオプションで作業ディレクトリを指定できます。

例:

ctrl+alt+cでnkcal.exeを実行

ca-c exec nkcal

ctrl+alt+hで環境変数HOMEに設定されているディレクトリを開く

ca-h exec $HOME

menu filename

メニューを表示

メニューファイル filenameに定義されたメニューを表示します。メニューファイルはkeymapと同じディレクトリから探します。

メニューファイルは1行1項目で以下の書式で定義します。エンコーディングはUTF-8です(バージョン0.3より)。

label command [arg ...]

label
メニューに表示する文字列。文字列内の"&"は、その次の文字をアクセスキーにします。
command [arg ...]
実行するコマンドと引数。keymapと同じコマンドが使えます。

例:

メモ帳を起動

Notepad exec notepad.exe

Windowsのホームフォルダを開く

"Home Folder" exec $HOMEDRIVE$HOMEPATH

suspend

全てのキー割り当ての有効、無効の切り替え

このコマンドを割り当てたキーを除く、全てのキー割り当てを一時的に無効にします。もう一度実行すると元に戻します。

window command [options]

ウィンドウの操作

commands:

foreground [classname]
クラス名がclassnameのウィンドウをフォアグラウンドにします。現在のフォアグラウンドウィンドウのクラス名がclassnameと同じ場合は、同じクラス名の他のウィンドウをフォアグラウンドにします。
info
フォアグラウンドウィンドウのハンドル、キャプション、クラス名、位置を表示
minimize
フォアグラウンドウィンドウを最小化
minimizeall
全てのウィンドウを最小化
pos [-c] [-l left] [-t top] [-r right] [-b bottom] [-w width] [-h height]
フォアグラウンドウィンドウの位置の設定。 -l, -t, -r, -bはそれぞれワークエリアの端からウィンドウの端までのピクセル数です。-tと-b、-lと-rを同時に指定した場合は後の指定が有効になります。-cはワークエリアの中央に設定します(センタリング)。-cを指定した場合、-l, -t, -r, -bの指定は無視します。
togglemaximize
フォアグラウンドウィンドウの最大化と通常表示の切り替え

例:

ctrl+alt+vでgvimをフォアグラウンドにする

ca-v window foreground Vim

ctrl+alt+shift+wでフォアグラウンドウィンドウの幅を1024にする

cas-w window pos -w 1024

ctrl+alt+6でフォアグラウンドウィンドウを画面右下隅に移動

ca-6 window pos -r 0 -b 0

問題の報告

bug-XXXX@nk2.org (XXXXはnkhotkeyに置き換えてください)に送ってください。

著作権表示

Copyright (C) 2012-2021 Nobuyuki Honda

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